B1-雑学覚書(2)富士山と榛名富士
B1-雑学覚書(2)富士山と榛名富士
先小御岳(せんこみたけ)火山
小御岳(こみたけ)火山
古富士(こふじ)火山
新富士(しんふじ)火山
この中で先小御岳が最古であり、数十万年前の更新
世にできた火山である 東京大学地震研究所のボー
リング調査によって、小御岳の下にさらに古い山体が
あることが判明した この第4の山体は「先小御岳」
と名付けられた wikipedia
約258万年前から1万1700年前までが更新世とされる
更新世における地形形成は、現在の風景を理解する
上で重要である。大陸氷床の押し出しにより氷河地
形が生まれ、氷期の強風が運んだレス(黄土)は肥
沃な農地を作り出したとされる。また日本では、海
面が低下した際に陸続きとなったルートを通じて
古代の動物相が流入した可能性も指摘されている
こうした痕跡は地質学や考古学的調査によって明ら
かにされ、地域ごとの自然史研究を発展させている
複数回の氷期と間氷期が交互に訪れ人類の大陸拡散
と進化が活発に進行した
かぐや姫が月に帰った後 不老不死の薬をもらった
天皇は不火山(ふじさん 煙が立ち上った)頂上で薬を
燃やした かぐや姫のいないこの世で不老不死の意
味が無いということかーーー
不火が出ずくすぶっている様 薬と煙の両方を表現
している ぶすぶす燻る 火が出ず煙っている状態
確か原文ではこの様になっていたと思う
湖面に映る榛名山(榛名富士)古期榛名火山:約50万年前頃から開始し、約
24万年前頃まで約20万年間の活動休止期を経
て、約5万年前から新期榛名火山の活動に移行
新期榛名火山:約5万年前の八崎降下軽石・白
川火砕流の噴出で開始し、榛名カルデラを形成
その後、榛名富士、蛇ヶ岳、相馬山、水沢山、
二ッ岳など少なくとも5個の安山岩溶岩ドーム
を形成したが、いくつかが山体崩壊し榛名山東
側及び南側山麓に扇状地状地形を形成
有史以降の記録は残っていないが、古墳時代後期
にあたる6世紀代には二ツ岳で大規模噴火が度々
発生しており、6世紀中頃の渋川市黒井峯遺跡や
中筋遺跡、高崎市三ツ寺遺跡など、火山灰や火砕
流で被災した古墳時代後期の遺跡は多く発見され
ており、当時の群馬県域(上毛野地域)に甚大な
被害があったことが解っている また、渋川市の金
井東裏遺跡には、6世紀初頭の火砕流に巻き込まれ
た小札甲を着装した成人男性人骨1体(甲を着た古
墳人)と、その家族と思われる成人女性人骨1体と
幼児人骨1体、乳児頭骨1点が発掘されており、人
的被害が出ていたことが裏付けられている
伝承
榛名山に関係する伝承では、巨人ダイダラボッチ
が、富士山、浅間山、榛名山を競争で作り、あと
一息というところで富士山のだいだらぼっちが勝
ったという民話、←富士山榛名山浅間山の関係?
榛名神社が諏訪神社から井戸を通して食器を借り
たという民話、←榛名神社と諏訪神社との関係?
弘法大師(空海)が杖を刺して井戸を掘ったとい
う民話←風土記によく見かける逸話
などが残っており、山岳信仰が盛んだったことを
うかがわせる
また榛名神社は綏靖天皇の時代に饒速日命の御子、
可美真手命父子が山中に神籬を立て天神地祇を
祀ったのが始まりといわれてい wikipedia
榛名湖にかかる月
古の先人が申し伝えるには富士山と榛名山は=
だと言う それなりの訳があるだろう
①竹から生まれたかぐや姫は不死の薬を持っていた
それなら榛名山にも不死の薬がある
②富士山は木花之佐久夜毘売(このはなのさくやび
め)榛名山には榛名姫
木花之佐久夜毘売 桜の花の化身
榛とはハシバミ和製ヘーゼルナッツ
二神とも木の花の寿命をもつ
浅間大社は全国の浅間神社の総本社であり、富士信
仰の中心地として知られる 祭神を木花之佐久夜毘
売命とし、祭神にまつわる桜を神木として境内には
約500本もの桜樹が奉納されている
「浅間」の語源については諸説あるが、長野県の浅
間山のように火山を意味するとされる [「あさま」
は古い呼称で、現在の「せんげん」は中世以降から
用いられたと見られている また、「本宮」は静岡
浅間神社(新宮)に対する呼称である
浅間?←wikipedia
「あさま」は火山を示す古語とされる 富士山の神を
祀る神社が浅間神社(せんげんじんじゃ)と呼ばれる
のも同様の理由であり、阿蘇山の「あそ」も同系のこ
とばであると言われる 浅間山も多くの山々と同じく、
古くから山岳信仰の対象となっており、浅間神社
(通常の浅間神社とは祭神が異なる)が鎮座している
雪形
浅間山の南斜面、北斜面には春になると雪形が出現する
南斜面には鯉の模様が、北斜面には逆さ馬(馬が頭を
下にしている様子)出る頃に苗代の準備を行う風習が
ある
「アサマ」の意味とは 「工房信州の家」様のweb記事
物理学者の寺田寅彦氏によると「アサマ」は南方系の
言葉を語源としているという説
アソ(燃える)アス(煙)アスク(煙る)アサマ
(爆発する)長野県郷土史家の岡村知彦氏によると
、アイヌ語でアソ―(噴火)オマイ(場所)「アソ―オマイ」
噴火口のある場所と言われる
浅間山とか阿蘇山は噴火でできたカルデラをもつ火山の
名前は、南方系とアイヌ系の人種の言葉が混ざり生ま
れた名前らしい
富士山を崇拝した朝熊山(あさまやま)を語源とする説
富士山崇拝できる山は、西は三重県から東は栃木まで、
数多くは富士山を中心に関東周辺に点在している
その一つに伊勢神宮がある三重県伊勢市にある朝熊山
(あさまやま)が語源とされている説がある 一方で
芦ノ湖をカルデラ湖にもつ箱根浅間山や噴火した
御岳山の南側にも浅間山があり、
軽井沢・御代田・小諸・群馬に跨る浅間山は火山を
崇拝するために浅間山と呼ぶようになったという事だ
浅間と呼ぶ社は東日本に数多く存在するが、西日本で
検索してもほとんど出てこない 九州には阿蘇山を望
めるであろう立地で浅間神社が数カ所ある
この記事はヤマト朝廷東進(海人族)と北方ルート族の
融合のように見える 氷河期の人類移動期には火山は
必ずしも障害では無かったのである
しかし なぜ伊勢から関東へ移ったのか疑問が残る












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