B1-Shrine in my town-Sequel 10
B1-Shrine in my town-Sequel 10 A1-門前町と7セブンのある風景 郡司恭子 B1-Shrine in my town-Sequel 10 B1-Shrine in my town-Sequel 9大奥三億人 B1-Shrine in my town-Sequel 8 B1-Shrine in my town-Sequel 7 B1-Shrine in my town-Sequel 6 B1-Shrine in my town-Sequel 5 B1-Shrine in my town-Sequel 4 B1-Shrine in my town-Sequel 3 B1-Shrine in my town-Sequel 2 B1-Shrine in my town-Sequel 1 B1-Shrine in my town 道反大神 伊耶那岐神が黄泉国から逃げ還った際、伊耶那美神に 追われて、黄泉比良坂を塞いだ千引の石(ちびきのいは) につけられた名。また、塞坐黄泉戸大神ともいう。 「道反」という名は、伊耶那美神を道から追い返したこ とによるものとされる。また、悪霊邪鬼を道から追い返 す、磐石の呪力の信仰に基づいた命名とする説がある。 黄泉比良坂のサカは、境界を意味するとされ、すなわ ち、黄泉比良坂は現世と冥界との境界の坂であると考え られる。それを遮断した千引の石、道反之大神には、道 祖神、塞の神のような境界神としての性格が濃厚にうか がわれる。道祖神は、主に石を神体として村の境域に置 かれ、悪霊や疫神などの災いの侵入をせきとめる神で、 その風習は現代まで全国各地で受け継がれている。この 神話は、そのような境界神の信仰を基盤に持つものと捉 えることができる。古代における、石、岩に対する防塞 の呪力の信仰は、邪鬼が京に侵入しないよう祈願する道 饗祭の祝詞の中にもうかがわれ、そこでは、根の国・底 の国からやってくるものを防ぐ三柱の防塞神を塞がる岩 にたとえている。外国には、死者を葬った場所から村へ の道の間に障害物を設置して死霊の侵入を防ぐ儀礼があ り、黄泉比良坂を塞ぐ神話についても、葬送におけるそ のような実際的な儀礼を根源に持つとする説がある。ま た、『古事記』に描かれた黄泉国が、古墳の横穴式石室 の様相を反映しているとする立場か...