B1-白蛇伝(2)川の流れのように
B1-白蛇伝(2)川の流れのように B1-白蛇伝(1) The Seduction of Silence歳 | Traditional Chinese Instrumental 川の流れのように / 美空ひばり 人間五十年 下天のうちをくらぶれば 夢幻 の如くなり 『敦盛』(あつもり)の一節 織田信長の好んだ演目 人生は重き荷を背負いて 長き道を行くが如し 徳川家康、 天下を手中に収めた天下人であっても、その人 生は夢幻の如くであった 自分への戒めを忘れ る事無くとしている いづれも戦国武将の言葉である 命のやりとり 権謀術数の世を戦いぬいてきた しかるに二人の時間の流れには幾分違いが有る 様に感じる 織田信長は本能寺の変で自害享年 49歳 一方家康は享年75歳 信長が戦術論に傾 倒するに至ったのに対し家康は君主論のマキャ ベリズムに似た思想を持ち得た 東照権現と呼 ばれる所以がそこにある 信長が才気煥発の武 将と表現されるも家康は忍耐の武将と表現され る 「鳴かぬなら殺してしまえホトトギス」 織田信長 享年49歳 「鳴かずともなかして見せようホトトギス」 豊臣秀吉 享年62歳 「鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス」 徳川家康 享年75歳 上記三者時の流れに違いが有る様である 時の 流れを川の流れに例えれば急流、中流、大河の 違いが有る様である さらに忍耐を強いられたのは、成長期において 身分高貴下賤を問わずして一番が家康二番が秀 吉三番が信長の様に思える 人は人生に於いて忍耐と客観的に事態を観察 するのが肝要なのかも知れない しかし言うは易く行い難しである 万事塞翁が馬 【朗読】人間万事塞翁が馬 人生の出来事は良縁なのか否とするのか 判断は難しい 【方丈記|鴨長明】ゆく河の流れ 時代の流れ時の流れは一瞬たりとも止まって はくれぬ