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B1-魂が寄り添う時(1)アレンジ
melody 2021/04/02 どうして僕はこの街で、君と出会ったのだろう Storyが紡がれてゆく 最初は僕の爺さんが 兵隊としてこの街にやって来た この街は飛行機の街だった そしてこの街は 子育て上人の街でもあった 兵隊仲間との エピソードもいくつか聞いた。勤労奉仕の若者 も集まっていたことだろう。 僕がこの街に来てから、もう数十年が経ってい る。日々の生活の中で爺さんを思い出すことも ないが、ひよっとすると空の上から、孫の僕を 見ているのかも知れない。爺さんの存命中の 或る日の道すがら、爺さんは家系図のことを僕 に話した。それからの数十年思い出すことも 無かった。 ところがこの街にやって来て、徐々に運命的 出会いに引き込まれていくことに気が付いた この街の古代史が僕を飲み込もうとしているの だ。目を閉じると縦横に走る古墳群 連なる 山々 裾を流れる大河 まさに縄文の光景が 浮かび上がって来る。縄文先進の地がこの 太田であったろう事は想像に難くない。縄文 の発展形が弥生であり古墳時代と僕は思って いる。 敦煌風 - 引路 神話印象 | Himekami(姬神) 2021/06/17 出会いはすでに準備されていた 歴史という時間の流れに浮かぶ船 僕はその 船の流れに身をまかす船人 必然という時間に 流されゆく僕 そして出会った二人 お互い を意識した或る瞬間 その意味するところは 僕にはまだ解らない ただ君の中に 時間を 超えた何かを僕は見てしまった。 他の場所で数度僕は君を見た。僕は話しかけ なかった 違和感を感じた。君じゃないと僕 は思った。例えて言うなら、あの空間に君の 切り抜き写真を貼り付けたような、そんな違 和感を感じたからだ。君のいつもの魂が抜け ている。そう思ったからだ 共鳴する魂 君を見る時、どうして僕の心は惹きつけられる のだろうか 思い起こせ 思い起こして その懐かしい姿を 古いアルバムの中に 探し出せ 魂の管制室 そして気が付いたあの時、君は魂の管制室の コントロール下にあった。だから魂の抜けた ような振る舞いをしていた。 僕がこの街に来たのも、やはり魂の管制室 に指示されていた。声なき声のの誘導に従った のだ。 ひとひらの雪 2018/07/24 シンシンと振り続ける真夜中の雪 家の明かり に見え隠れしては 消えて行く 暗闇の大地に降り
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