B1-縄文の女神赤城姫(2)補追(2)
B1-縄文の女神赤城姫(2)補追(2)
戦場ヶ原(せんじょうがはら)は、栃木県日光市の
日光国立公園内に位置している湿原である
標高約1,390から1,400メートルの平坦地に広がる
もともと約2万年前の男体山の噴火で湯川が
堰き止められた堰止湖(古戦場ヶ原湖)であった
2019/06/14 日光国立公園
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角のある蛇 角のあるムカデ
角のある蛇壁画1
角のある蛇 壁画2
角蛇は、アメリカ先住民族、ヨーロッパ、
近東の神話など、多くの文化の神話に登場する
文化によって異なるが、多くの物語では神秘的な
人物を水、雨、稲妻、雷、再生と関連付けている
角蛇は、北米先史時代の南東部儀式複合体の
主要な構成要素である
その昔、湖水の領有をめぐり二荒と赤城の神が争う
二荒の神は蛇となり百足の姿をした赤城の神と
決戦し勝利を得、流血により「赤沼」ができ、
その地を「戦場ヶ原」と呼び、軍議により勝負を
つけた場所を「菖蒲ヶ浜」、二荒の神たちが
勝利を祝い歌舞した美しい浜辺を
「歌ヶ浜」と名付けられた
「ふたら」は二神が現(あら)われること
であり男神と女神にほかならず、東国のふたら山
信仰も女神が優越した二尊信仰と理解できる。
「プタァラ」アイヌ語で美しい山の説あり
毛野地域は、のちに渡良瀬川を境として
上毛野(かみつけの/かみつけぬ)・下毛野
(しもつけの/しもつけぬ)に分かれたという
毛野分割を示唆する伝承として『日光山縁起』の
「神戦譚」が知られる これは日光男体山・赤城
山に関する伝説で、戦場ヶ原において男体山
(栃木県)の神と赤城山(群馬県)の神がそれぞれ
大蛇と大ムカデになって戦い、男体山の神が
勝利をおさめたという 以上から、毛野が分割される
にあたって激しい領地争いがあったとする説のほか、
日光山側の助けについた鹿島の神(鹿島神宮)は
畿内政権を象徴するとし、畿内から何らかの影響が
及ぼされたとする説がある
『日光山縁起』(にっこうざんえんぎ)とは、
栃木県の日光山にまつわる神々についての
縁起を記したもの 上下二巻、本地物のひとつ
主な登場人物
有宇中将=日光権現(男体権現)
…本地は千手観音
朝日の君(朝日長者の娘)=
女体権現…本地は阿弥陀如来
青鹿毛(中将の乗っていた馬)→馬頭御前
(有宇中将と朝日の君の間の子
青鹿毛の生まれ変わり
のちに中納言となる)=太郎大明神(太郎権現)
…本地は馬頭観音
雲上(有宇中将の飼っていた鷹)…
本地は虚空蔵菩薩
阿久多丸(中将の飼い犬)…本地は地蔵菩薩
小野猿丸(馬頭御前の子 原文の中では
「猿丸大夫」とも呼ばれる)…本地は勢至菩薩
朝日長者
大将(有宇中将の父)
有宇中将の母
有成の少将(有宇中将の弟)
赤城大明神
鹿嶋大明神
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